結婚生活で最も大切なことは「価値観の擦り合わせ」!~物を捨てられるようになった話~
結婚して2年半
一緒に暮らし始めて2年半
私たちは同棲を経験せずに、結婚後に初めて一緒に暮らし始めました
当然、育ってきた環境も違えば価値観も違います
そんな中でも我々夫婦は世間一般からすると仲の良い夫婦に分類されるかと思います。
奥さんの友達とかの話を聞いていると悲惨悲惨
旦那があーだこーだ、これをしないあれをしないと不満の連続です。
反対に男友達に聞いてもそうです。
これをやらされるあれをやらされる、こんなことで怒られた…
そんな話を聞いているときにふと自分はどうなんだろう…
と思い、考えてみました
結論 私は変わりものです(笑)
世の中の少数派に分類されます。
奥さんへの不満は全くと言っていいほどない
もちろんケンカもするし言い争いになることもなくはないけど…
でもそういったこととは関係ない部分で相手を認めているんだと思います
私が、結婚してからの生活で一番大切だなぁと思ったのは
「価値観の擦り合わせ」です
これができるかできないかでその後の結婚生活が大きく変わってくると思っています。
例えば、自分の中で一番大きい変化は「物を捨てるようになったこと」です。
私は 買ったもの、貰ったもの はほとんど売ったり捨てたりすることはなかった性格でした。
これはおそらく親の影響です。
うちの親はとにかく何でもとっておくタイプなので、昔買ったバックとか服とか、今は使っていなくても押し入れにしまってあります。
だから実家の私の部屋も同じで、買ってもらったゲームやカードはすべて取ってあります。ゲームの箱まできれいにあります。
買ってもらったものを捨てること、売ることに罪悪感を感じてしまうからです。
いざ捨てようと思うと心苦しくなり、「いつか使うかもしれない」「あの時買ってもらった大事なものだから」と自分が納得する理由をつけて行為の延期をしてしまうのです。
そうやってどんどん保管しているものが増えてしまっている状態でした。
一方、妻はどうかというと真逆
1年前に買ったコートでも、しっかり着古せば迷わず捨てます
買った化粧品も肌に合わなければすぐにメルカリで売ってしまいます。
一緒に暮らし始めて驚いたのはその行動力と決断力
迷わず捨てるので、私が「もったいない」というと
「十分使ったから」「持っててももう着ないから」と迷いがありません。
どうしてそんなに迷わず捨てることができるんだろうと思うと同時に
「もったいないことをしている」「お金の無駄だ」「買うときにちゃんと考えないからだ」といろんな理由をつけて、妻の行動を否定したこともありました。
でも別に自分の意見が100%正しいなんて思ってもいないし、相手には相手の考え方があるよな とも思い、悪いところを見つけるのではなくいいところを見つけようと思いました。
すると物を捨てる行為は「余計なものがなくなりすっきりする」「気持ちのリセットになる」「買い物をするときに本当に必要なものかよく考えるようになる」といった面もあることに気づきました
漠然と 捨てる行為というのは、物を大切にしていない、思い出を消しているといった風に考えていましたが、決してそうではないことに気がつきました。
次第に自分の中で物を捨てる行為のハードルが下がっていき、徐々に不要なもの、使っていないものを処分できるようになってきました。
捨てるときに妻と必ず行っているのは、物を捨てるときに「今までありがとう」ということ。
感謝を込めて捨てる ということです。
もったいない ではなく ありがとう と肯定すること。
認めることで、自分は大切に使ってきた、十分に使い切った、もう捨てても大丈夫
と物への執着心を減らします。
そして今では「余計なものは持たない」生活に近づくことができています。
こんな感じで私の中の価値観が変化していき徐々に相手に合わせられるようになったのです。
大切なのは最初から「否定しない」こと
一度受け入れる心を持つことだと思います。
そうすると新しい面が見えてくる。
それを毎回考えるようになる。
それに慣れてくる。
それが当たり前に感じてくる。
こうしてお互いの価値観をすり合わせていくことが長く楽しく暮らしていくコツではないかと思います
今回は「物を捨てること」にフォーカスをしましたが他にも自分の中で変化した価値観がいくつもあります。
また今度ご紹介します~